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有松絞りについて

絞りで有名な町「有松」は、江戸時代の初期、徳川家康が江戸に幕府を開いて間もない頃(1608年慶長13年)に、
絞り開祖である竹田庄九郎らによって誕生しました。

「有松絞り」の歴史は古く、尾張藩が藩の特産品として有松絞りを保護し、
竹田庄九郎を御用商人に取り立ててから、400年以上もの間、大事に受け継がれてきました。
多くの旅人が故郷へのお土産にと、絞りの手拭、浴衣などを買い求め、これが街道一の名産品となり、
その繁栄ぶりは、北斎や広重の浮世絵に描かれました。

有名な「鳴海の宿」は有松を描いたもので、「名産有松絞り」と記してあります。
200年の歴史の繁栄と日本建築の美しさが息づく町並みは、東海道随一の貴重な文化財です。
東海道「有松の街道」は、名古屋市の町並み保存指定第一号として、また全国町並み保存連盟の発祥地としても知られています。

伝統の絞り技法は、100種類にも及び、その中でも、「有松・鳴海絞り」は日本の絞り生産地のうち、約90%以上をも占めています。
400年の創意と工夫が、国内だけでなく、世界でも最高の技術を現代まで受け継がれたゆえんでもあります。

1975年(昭和50年)9月に愛知県内で初めて経済産業大臣指定伝統的工芸品に指定されました。
また、その街並みは2016年重要伝統的建造物群保存地区に選定、伝統的技術も重要文化財記録保存指定されています。

株式会社 近喜

メーカーのご紹介

日本三大絞りの一つ、“有松・鳴海絞り”の地で、明治32年に創業。
伝統工芸の“有松・鳴海絞り”で染め上げた浴衣の生地を、全国の百貨店や小売店を中心に販売を行っています。
また、オリジナルブランド『SHIBORI-GARELLEY a-ko』を起ち上げて、ファッション誌等にも多く掲載、絞り染め浴衣のイメージと知名度のアップに力を入れています。

伝統工芸のこだわり

浴衣の生地は、デザイナーによって作成された図案から、熟練の職人の手により“型彫り”と“絵付け”が行われます。
“絞り加工”では一粒一粒に丹精を込めてくくられ、一反の浴衣生地を絞り上げるのに十二か月を要するものもあります。
“染め付け”では自然な風合いを大切に手染めを繰り返し、“糸抜き”など仕上げまで全ての工程を手作業で行い、一年余りをかけて丁寧に仕上げています。
完成した浴衣の生地は、伝統を誇る“有松・鳴海絞り”の格式の高さ、そして手作りならではの優しさがみごとに調和した逸品です。